March 05, 2006

喫茶店の本を紹介

 今月号の『cafe sweets』は久しぶりのコーヒー特集です。ぼくもまだパラパラとしか読んでいませんが、行ってみたくなる店がたくさん紹介されていました。コーヒー好きの方は必読の内容です。
 ぼくの連載も今回から「喫茶1/2代」になって、レイアウトも少し変わりました。今回紹介したのは、「さっぽろ喫茶店グラフィティー」という本。ディモンシュは、オープンしてから今にいたる12年のあいだ、少しずつ変化していったことは、皆さんもご存知の通りだと思います。ぼくが日本の喫茶文化で最も影響を受けたのが、札幌の喫茶店だという話はしましたっけ?う〜ん、したような気もしますが…。クドイおじさんの独り言と思って読んでください。
 今年になって発売された『さっぽろ喫茶店グラフィティー』は、朝日新聞の札幌版の夕刊に連載されていたものに加筆されて単行本になったものです。札幌の喫茶店の70年代の爆発力というものが相当なものだったことは、いままで何人もの方から話は聞いていました。コーヒーの焙煎という柱と、喫茶店から発信する音楽という柱。それぞれの柱のキーマンを中心に、当時の札幌がいかに高いレベルの店が多かったのかを、この本を読んでいると伺い知ることができます。今でもその流れを汲む店が多いので、札幌の喫茶文化というのは、全国的に見ても高いところにあるわけです。
 札幌の亜璃西社という出版社から発売されたこの本、とっても良い本なので今日からdoisで販売を開始します。ご興味ある方はぜひ!(マスター)

 
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01:58:36 | cvdois | | TrackBacks