July 14, 2006

ロマンティックに生きようと決めた理由

  今から3年前にwindchime booksより発売されていた『ロマンティックに生きようと決めた理由』のリニューアル版がアノニマ・スタジオより発売されました。新たに中川ワニくん、内藤三重子さんが加わり、ぼくも少しだけ加筆しました。先日、沼津の岩崎有加さんがディモンシュに来たときに、コーヒー飲みながら角砂糖をかじってたのを、生で目撃したときは、なんか嬉しかったです。ぼくもエイプリルフールの話はどうしようかと思っていたんですけど、今回もそのまま掲載していただくことにしました。事実なんで…。

 この本を初めて知ったという方へ、簡単な説明を。
 1992~1996年の5年間、葉山にSUNLIGHT GALLERYというギャラリーがありました。このギャラリーは美術作家の永井宏さんが開いていたところで、ぼくもよく顔を出していました。ディモンシュを始める前のことです。ぼくが行っていたのは、平日が多かったので、いつも永井さんと小山千夏さんがヒマそうに(失礼!)していました。それを良いことに、将来のことなどをよく相談にのっていただいていたものです。今思えば、ぼくにとってSUNLIGHT GALLERYはカフェだったのかもしれません。永井さんと千夏さんのダブルマスター体制の。ギャラリーでは、同世代の人達とたくさんの出会いをしました。この本で一緒に執筆している仲間も、だいたいこの時期に知り合った人々です。あの時は、みんなヒマしてましたね。そんな人達のこれまでの体験してきたことと生き方が、短い文章になっています。ウンウンとうなづけるものもあると思います。ぜひ読んでみてください。

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『ロマンティックに生きようと決めた理由』永井宏(編)
アノニマ・スタジオ 1365円(税込み)

ロマンティックに生きようと決めた理由(岩崎有加)
どんなことも長続きしない理由(馬詰佳香)
夏のつみかさね(小山千夏)
生まれた時から水をよく飲む子供だった(CHAJIN)
パパイヤで働く理由(赤澤かおり)
coyaに行きついた理由(根本きこ)
自分の歩いてきた道(堀内隆志)
人間は思った以上のことができる、ということ(木村直人)
毎日の時間(内藤三重子)
やっぱり、僕は絵と珈琲のなかで(中川ワニ)
水平線の見える丘の上に住み始めた理由(永井宏)





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